ウェブサイトをリニューアルするため、レンタルサーバを多数試用していたところ、共有サーバと同価格帯でVPSを借りられる事を知り、サービスが始まったばかりの「さくらのVPS
」を仮登録してみました。
今迄、環境の整った共有サーバしか借りた事が無く、一からサーバを構築した事がなかったので、後学の為に作業のメモを残していきます。
なお、サーバ管理に関してはド素人で、他所で聞きかじった知識を検証もせずに載せてる部分もあるかと思われますので、ご注意ください。
特にセキュリティ面やパフォーマンス面はご自身で調べる事をお勧めします。助言を頂いたり、気がついた事があれば、随時修正していきます。
初期稼動段階での目標と条件
- 一つのサーバで複数のサブドメインを運営する
- WordPressとRedmineを稼動させる
- DNSはValueDomainのサーバをそのまま利用する
- コピペに頼らず、できるかぎり理解してから設定する。
OSセットアップ情報
さくらのVPSのインストール時のセットアップ仕様が以下のURLに書いてありますので、確認しておきましょう。
http://support.sakura.ad.jp/support/vps/tips_ossetup.shtml
DNSの設定
DNSはドメインを契約しているValueDomainのサーバをそのまま利用する予定です。
DNS設定の反映には時間がかかるので、最初に設定しておきましょう。
- ValueDomainの管理画面から、「ドメイン操作」>「DNSレコード/URL転送の変更」に入ります。
- 使用したいドメインを選びます。
「設定フィールド」に以下を追加します。(XXX.XXX.XXX.XXX はさくらのVPSで契約したIPアドレス)
A * XXX.XXX.XXX.XXX
自分は後からVirtualHostでいくつかのサブドメインを使う予定なので、サブドメインの指定を「*」にすることで、どのサブドメインを指定しても自分のVPSに飛ぶようになります。
設定フィールドに元から別の設定がある場合や、一部のサブドメインしか使わない場合は適宜変更してください。
サーバ起動
さくらのVPSを契約しても、初期状態ではサーバが起動していない状態なので、コントロールパネルを使ってサーバを起動させます。
契約すると送られてくる「仮登録完了のお知らせ」メールに書かれているログイン情報で、VPSコントロールパネルにログインして、VPSホームの「仮想サーバ操作」欄の[起動]ボタンを押せば、サーバが起動します。
ログイン
sshクライアントからさっそくログインしてみましょう。
MacOSXなら標準でユーティリティの中に入ってる「ターミナル」で充分です。
ターミナルを立ち上げて、接続コマンドを入れてみましょう。
$ ssh root@XXX.XXX.XXX.XXX
XXX.XXX.XXX.XXX の部分は、さくらに割り当てられた自分のサーバのIPアドレスです。
XXX.XXX.XXX.XXX のサーバに root ユーザーとして ssh で接続するというコマンドです。
パスワードを聞かれるので、さくらからのメールに書いてある初期パスワードを入れます。
SAKURA Internet [Virtual Private Server SERVICE]
[root@www0000u ~]#
このように表示されれば、接続完了です。
OSの再インストール後の注意点
尚、一度rootのパスワードを変更してからOSの再インストールをした場合は、再インストール直後でも前のパスワードが有効になっています。
初期パスワードではログインできないのでご注意ください。
また、MacOSXの場合、後で行うSSH公開鍵を設定した後だと、~/.ssh/known_hosts ファイルに証明書が残っています。
OSの再インストールをしてからエラーが出てログインできない場合は、ターミナルから
ssh-keygen -R XXX.XXX.XXX.XXX
を実行してみてください。
メモリの使用状況
起動直後のメモリ使用量をメモしておきます。
freeコマンドで表示される表で「-/+ buffers/cache:」行の、「used」と「free」の数字が実際のメモリの使用量と空き量です。
[root@www0000u ~]# free
total used free shared buffers cached
Mem: 510532 151692 358840 0 9380 116544
-/+ buffers/cache: 25768 484764
Swap: 2048276 0 2048276
今日のハマりポイント
- 鍵認証していたホストの環境が変わった時は、known_hostsを更新する必要がある。